ニトロの火薬 - ファイナルファンタジー1 ゲーム内用語の小ネタ
作中での位置付け
コーネリアの宝物庫にある爆薬。外海へ出るために必要となる。
この火薬をドワーフの洞窟にいるネリクに渡すことで、岩盤を爆破でき、「ネリクの運河」を通じて外海へ出られるようになる。
由来になっている事柄
◎ニトログリセリン (nitroglycerin)
爆薬の一種であり、狭心症治療薬としても用いられる。
ニトロセルロース(強綿薬)と混ぜる事でゲル化(膠状)しダブルベース火薬になる。綿などに染みこませて着火すると、爆発せずに激しく燃焼するが、高温の物体上に滴下したり金槌で叩くなど強い衝撃を加えると爆発する。
わずかな振動で爆発することもあるため、取り扱いがきわめて難しいが、一般的に原液のまま取り扱われるようなことはなく、正しく取り扱っていれば爆発するようなことは起きない。昔は取り扱い方法が確立していなかったため、さまざまな爆発事故が発生していた。実際の爆発事故は製造上の欠陥か取り扱い上の問題がほとんどである。