Final Fantasy 1/ファイナルファンタジー 1 攻略

リッチ(土のカオス) - ファイナルファンタジー1 ゲーム内用語の小ネタ


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作中での位置付け

バンパイアをはじめとするアンデッドモンスターを配下に据えた土のカオス。

土のクリスタルの光を遮り、アースの洞窟を中心に大地を腐らせている。

自身もアンデッドであり、炎や聖属性などに弱い。過去のカオス神殿にいるリッチはフレアーを獲得しており、かなり強化されている。

そもそも自身をアンデッド化した理由は、その半永久的な不死により、時間のかかる古代魔法の復元や古代の叡知を探求するためであり、また、元々は高名な賢者であったこともあり、人に害をなすことはほとんど無かったとされる。

それ故に、2000年もの過去にさかのぼり復活するカオスの能力は、リッチが古代を知るために最も確実な方法であることだとして目をつけるのは必然なのかもしれない。


イメージ

リッチ:天野喜孝氏の原画
リッチ:天野喜孝氏の原画 - ファイナルファンタジ1(FF1)

他作品での登場

FF6
封魔壁の洞窟に登場するアンデッドモンスター。炎属性を吸収する能力を持ち、炎属性の攻撃までしてくる。


由来になっている事柄

リッチ(D&D)
古英語で「死体」の意。

その魔法の力を自然ならざる延命に用いてアンデッド化した呪文の使い手である。通常はウィザードかソーサラーだが、クレリックやそれ以外の呪文の使い手の場合もある。

リッチは概して権謀術数に長けており、狂っていると言われることもある。リッチはより強大なる力、忘れられて久しい知識、そしてもっとも恐るべき神秘の奥義を渇望している。彼らは死に脅える必要がないことから、成就するまで数年、数十年、それどころか数世紀にすらわたる計画を考え、実行する。

姿は痩せ衰えて骸骨のよう、おぞましく透けて見える骨にしなびた肉が張り付いた人型のクリーチャーである。目はとうに腐り落ち、虚ろな眼窩の奥にぽつんと深紅の光が燃えている。たとえリッチの中では最弱の者でも、生前は非常に有力な存在であった。このためかつては豪奢であった服をまとっていることが多い。クレリックやファイターとのマルチクラス・キャラクターの場合、戦士のように鎧をまとっていることもある。しかし、その肉体同様に、リッチの衣装は時の重みをよく示している。腐朽と堕落がリッチの常なる伴侶なのである。

リッチは共通語に加えて、彼らが生前に知っていたすべての言語を話す。




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