Final Fantasy 1/ファイナルファンタジー 1 攻略

ビホルダー(モンスター) - ファイナルファンタジー1 ゲーム内用語の小ネタ


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作中での位置付け

FC版では、「ビホルダー」および「デスビホルダー」が登場する。

巨大な球状の体に、大きな目と口を持ち、全身を大小の触手が覆っている。また、触手の先にもそれぞれ目がついている。強力な魔力で浮遊し、ダンジョンを徘徊している。

氷の洞窟で浮遊石を守ってる他、浮遊城内にも普通に登場する。

著作権侵害等の問題があり、別のバージョン以降は「イビルアイ」と「デスアイ」に名前もグラフィックも差し替えられた。

浮遊石の守護や浮遊城でのみ出現する他、亜種も存在しないことから、一説ではルフェイン人が創りだした魔法生物であると言われている。

過去のカオス神殿にいるデスビホルダーは、ビホルダーの魔力に目をつけたリッチが、その死体をからアンデッドをつくりだしたようである。

巨大な体を浮遊させている通り、非常に高い魔力を持っており、魔法をはじめ、かなり強い物理的な攻撃すら弾くことができる。

なお、触手についた目によって全方位を見渡す事が可能であり、一見死角のない万能な生物であるように思われるが、石化や魔法の効果が発揮されるのは主眼の視線の及ぶ範囲らしく、主眼の向けない背後からの攻撃には結界も発揮されず無防備となる。また、ビホルダー自身の結界を上回る魔力による攻撃や結界を破る魔剣などには正面からでも打ち負けてしまうこともある。

魔法的な知力は非常に高いが、人語は理解していない。ルフェイン語で語り掛けることで何らかの反応はあるかもしれないが、、、


イメージ

ビホルダー:天野喜孝氏の原画
ビホルダー:天野喜孝氏の原画 - ファイナルファンタジ1(FF1)

由来になっている事柄

ビホルダー - Beholder(D&D)

ダンジョンズD&Dドラゴンズに登場する架空の生物。球状の体に巨大な一つ目と口を持つ。D&Dへの登場以後、他のファンタジー作品にも多数の類型の(そして名前の異なる)生物が登場している。Beholderは英語で「見る人」を意味する。

直径2〜3mほどの球状の体に巨大な一つ目と口を持つモンスター。さらに頭頂には小さな眼がついた触手が10本ほど生えている。手足はなく魔法的な力で地面からわずかに浮遊して移動する。

ビホルダーの能力として代表的なものは、巨大な一つ目から放たれる不可視の魔法無効化光線である。視線に晒されている間、通常の魔法は打ち消され、さらにマジックアイテムですら魔力を失う(魔剣がただの剣となり、魔法の回復薬等もただの水となる)。ただし、効果時間に制限の無い物(主にマジックアイテム)なら、視界から逃れれば魔力を取り戻す。更に、触手の先の目玉は、それぞれ相手を石化する、分解する、即死させるなどの多種多様な能力を持っている。特に「分解」は物も生物も塵に分解してしまうため、この光線を受けると死亡するのは勿論、遺体も残らないため蘇生魔法が使えないという恐るべきものである(分解自体は高レベルの魔術師キャラクターも使用可能。また分解や蘇生魔法より高レベル(最高レベル)の魔法である「願い(wish)」で肉体を復活させれば蘇生魔法を使える)。これら特殊能力ゆえに、高レベルのキャラクターであっても苦戦は必至である。小眼による攻撃には、自ら放つ魔法無効化光線内に入ると効果が消えてしまうという弱点が存在するが、実際は小眼の能力を使う瞬間に巨眼を閉じるため、アクションゲーム以外では問題が無い。またビホルダーを挟み撃ちにしようとすると、正面のキャラクター以外は巨眼の影響を受けない代わり、一度に同じ方向に向けられる小眼の本数制限から開放されるため、全ての小眼を使える様になる。

ビホルダーの死体から作り上げたアンデッドは魔法無効化光線を放たなくなるが、代わりに魔法反射の能力を持つようになる。あくまで巨眼の能力のため、生前の無効化光線と同様正面以外では効果が発揮されない。また、アンデッドビホルダーを狙った魔法以外はこの影響を受けないため、マジックアイテムや回復魔法、強化魔法を使えるのが敵対者にとっては幸いである。




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