ゴブリン - ファイナルファンタジー1 ゲーム内用語の小ネタ
作中での位置付け
本作に限らず、シリーズを通して最弱のモンスターとして登場する。ドラゴンクエストシリーズにおけるスライムのような存在である。
独自の文化があり、森や洞窟に集落を作り、狩猟をおこなって暮らしている。人間を襲うゴブリンは盗賊で金品を目的としており、人間と交流する害の無いゴブリンも存在しているらしい。
手先が器用なため、様々な狩猟道具を作ったりするが、体が人間の子どもくらいの大きさのせいで直接の戦闘では一方的にやられてしまうことが多い。狩猟は器用さを活かした罠(落とし穴など)や弓矢・ブーメランによる遠距離武器が主流のようである。
また、ウルフを手懐けて一緒に襲ってくることもあるが、ウォーグウルフ率いるウルフの群れからは逆に狩られる側になっている。ゴブリンにとっては人間よりもウルフの方が脅威であり、集落には皮製の防具やチェーンメイル等を装備した対ウルフ防衛専門の戦士(ゴブリンガード)などもいる。
とにかく弱い存在ではあるが、冒険に出たばかりの時は集団で襲ってくるゴブンリンに手を焼くことも多いので注意は必要である。
イメージ
ゴブリン:天野喜孝氏の原画 |
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由来になっている事柄
◎ゴブリン(goblin)
ヨーロッパの民間伝承やその流れを汲む(主として)ファンタジー作品に登場する伝説の生物で、以下のような様々なイメージで捉えられている。
・ゴブリンとは、邪悪な、または悪意をもった精霊である。
・ゴブリンとは、おふざけが好きで意地の悪い(だが邪悪とは限らない)妖精である。
・ゴブリンとは、ぞっとするような醜い幽霊である。
・ゴブリンとは、ノームまたはドワーフのこと(またはその一種)である。
伝承や作品によってその描写は大きく異なるが、一般に醜く邪悪な小人として描かれることが多い。また、ドイツのコボルトは、上記のゴブリンのイメージに重なる事もあり、英文ではしばしば「ゴブリン」と訳される。 なおホブゴブリンは、密かに家事を手伝う善良な妖精というのが伝承での姿だが、後世ではゴブリンに似たもっと大型の生物とされていることが多い。