ロゼッタ石 - ファイナルファンタジー1 ゲーム内用語の小ネタ
作中での位置付け
海底神殿で手に入る重要アイテムで、メルモンドの町にいる学者ウネに渡すことで古代人ルフェイン人の言語である「ルフェイン語」を習得することができる。
他作品での登場
◎FF8
G.F.能力アイテムで、G.F.単体に使用すると『アビリティ×4』を修得できる。
◎FF11
ロゼッタの塔最上階にあるキーアイテムで、ルフェインの町にいるルフェイン人を研究している学者から、この石の獲得を依頼される。位置付けはFF1の「ロゼッタいし」と同じ。
由来になっている事柄
◎ロゼッタ・ストーン (Rosetta Stone)
エジプトのロゼッタで1799年に発見された石版で、紀元前196年にプトレマイオス5世によってメンフィスで出された勅令が刻まれた石碑の一部。
縦114.4cm、横72.3cm、厚さ27.9cm、重量760kg。当初花崗岩または玄武岩と考えられたが、古代エジプト期の暗色の花崗閃緑岩でできた石柱であり、碑文は三つの文字、すなわち古代エジプト語の神聖文字(ヒエログリフ)と民衆文字(デモティック)、ギリシア文字で記述されている。細かい違いはあるが、本質的には同一の文章が全部で三つの書記法で著されていると早くに推測され、1822年、ジャン=フランソワ・シャンポリオンもしくは物理学者のトマス・ヤングによって解読された(後述)。これによってロゼッタ・ストーンはエジプトのヒエログリフを理解する鍵となり、他のエジプト語の文書が続々と翻訳されることとなった。